公共設備を長期間快適に使えるようにするための照明設備の提案
日本の公共の公園は、国土交通省や各都道府県、市町村といった自治体が管理しています。中には、高度成長時代に整備され、長期にわたって憩いの場となってきたものも多くあります。2018年10月に国土交通省が作成した「公園施設長寿命化計画策定指針」(http://www.mlit.go.jp/common/001259048.pdf)によると、公園施設に関しても、計画的な維持管理による長寿命化が不可欠になっていることがわかります。特に、公園は利用者に憩いの場として安らぎを与える快適な空間としての機能を持っているため、「美観の保全と向上」が必要になります。
公園の保全のために公共設備の交換が不可欠
公園には様々な施設があります。先の国土交通省の資料によると、「安全性、経済性、機能の必要性の観点から、撤去、集約化等も含めて」設備の保全を行っていくこと、「同一公園内でも施設ごとに、その性格や目標とすべき管理水準に応じ て、メリハリをつけてストックマネジメントを行っていくことが望ましい」とされています。
壊れた照明器具の交換をする際には、寿命の長い照明、場所と用途に合った照明器具を選ぶといった、その場所にあった選択が必要になってきます。写真のように、通路沿いに誘導灯用LED地上スポットライトを設置することで、誘導灯として通行の安全を確保するだけでなく、ライトアップとして、植栽の美しさを夜にも楽しむことができます。道路の誘導灯用LED地上スポットライトは8種類のラインアップがあり、温かみのある黄色や明るい白色など色温度も選べます。
後付けが可能で、規模や設置場所、雰囲気に合わせて照度の異なるものや台数を選ぶことができるので、予算と相談しながら検討することができます。
公園の美観を高めるための設備導入
公園には様々な施設があり、それぞれに適した設備を導入することで、美観を高めることができます。
写真は、都立府中の森公園の噴水に導入された証明です。18Wの置き型水中照明を、噴水の水柱1本につき2台ずつ設置しています。照明を設置することで、噴水がよりダイナミックになり、公園のシンボルにふさわしい演出となっています。
置き型の水中照明は、後付けが可能で、規模に合わせて照度の異なるものや台数を選ぶことができるので、予算と相談しながら検討することができます。
公園の機能を高めるための設備導入提案
公園にはスポーツ施設が付属している場合もあります。照明をリニューアルすることで、スポーツ施設の機能性を高めるだけでなく、安全性も高まります。
こちらの写真は、LED投光器を導入したシュンスケパークのフットサルコートです。フットサルなどのスポーツ施設は、昼間だけでなく夜にも使われますから、照度が重要になってきます。実は、スポーツ施設の照明には、JISが定めている照度基準があります。これは、スポーツをする人、観客、審判など、その施設でスポーツにかかわるすべての人が、快適にかかわれるよう規定されています。もし、観客も入る大規模な施設の場合には、「スポーツ基準」をお願い致します。確認しておきましょう。富士メディシェのLED投光器は、照度、タイプともに豊富なラインアップがあります。
また、気になる耐久性ですが、その点でも安心です。例えば、海が近い地域では、塩害が心配されますがこの写真に導入されているものは、耐塩・防水仕様のLED投光器です。200WのLED投光器で、屋外でも長期にわたって使用できる機材です。
まとめ
公共の施設である公園は、多くの人が、楽しめる空間である必要があります。そのためには、保全や修繕が不可欠です。そういった業務にかかわる方にとっても、公園が憩いの場であり続けることができるよう、予算の範囲内で最大の効果をなるべく長い期間にわたって効果がある保全をすることが目標となるのではないでしょうか。
富士メディシェには、後付けできて、取り付け場所や照度も様々な機材が揃っています。交換を機に雰囲気を変えたいという場合にも対応できる品ぞろえがあります。補修や保全を考えられる際には、ぜひ一度ご相談ください。