LEDは発熱しない?虫が寄ってこないって本当?その疑問にお答えします
LEDは発熱しない?
LEDは発熱しないということを1度は聞いたことがあると思いますが、なぜ発熱しないのかご存知ですか?
それを知るために、まずは水銀灯とLEDの発光の仕組みや発光方法の違いについてみてみましょう。
水銀灯とLEDの発光の仕組みの違いについて
【水銀灯の発光原理】
①電極(フィラメント)に電流が流れ加熱されると電極から熱電子が放出されます。
②放出された熱電子は反対側の電極に向かって飛び出していき、ランプ内部の水銀原子が衝突し、紫外線が発生します。
③発生した紫外線が蛍光塗料が塗布された外管内面に衝突することで強く発光する仕組みです。
④ランプの点灯を継続するために、安定器が必要となります。安定器によって放電が安定し、ランプが継続して点灯します。
※注意
安定器は天井裏などに設置されるのが一般的であり、ほこりや粉塵による汚れで放熱性能が劣化し、発熱につながる可能性もあるため管理には注意が必要となります。
【LEDの発光原理】
① LEDチップへ電気を流すと、N電極からP電極へ電子が流れていきます。
②その際に起こる衝突でエネルギーが発生して発光する仕組みです。
このようにLED照明は電気を直接光に変えているため、
光自体の発熱量は非常に少なくなります
LEDは虫が寄ってこないって本当?
屋外に設置されている照明で、こんな光景は見たことありませんか?
またLEDは虫が寄ってこないという話を耳にした方もいるのではないでしょうか?
じつは照明の発光原理が大きく関わってきます。
蛾やハエなどの※1複眼をもつ虫は紫外線に集まると言われています。そのため水銀灯は発光する際に紫外線が発生するため、複眼を持つ虫が集まる傾向にあります。
一方LED照明は複眼の虫が好む紫外線に含まれる400nmの波長がほとんど発生しないため、蛾やハエなどの虫が集まりにくい性質があります。
(※ただし全く虫が寄ってこないというわけではありません)
※1 複眼・・・多数の小さな目が集まってできた目。
虫が集まりやすい屋外照明。
特に清潔感が重要な飲食店の屋外照明は
虫が集まりにくいLED照明に変えることをおすすめします!

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