温浴、スパ施設、温泉におすすめ最大-40~45℃使用可能なLED照明器具をご紹介
温浴施設におすすめのLED照明器具をご紹介
最近、「スパにLED照明を導入したい!」というお問合せが増えています。 水がかかるおそれのある場所でも使用できる防水仕様のLED照明器具で リラックス空間を創りませんか? スパなどの温浴施設にぴったりの動作温度最大-40~45℃までできるLED照明器具をご紹介いたします。
先にこれだけは知っておきたい!保護等級指標「IP」
スパなどの温浴施設でLED照明器具を使用する場合、防水性が高いLED照明器具を選ぶ必要があります。防水性が高いかどうかは「保護等級指標(IP)」を見れば分かります!とはいえ、保護等級指標(IP)って何?と思われた方も多いのではないのでしょうか?そこで保護等級指標(IP)についてご紹介してから製品をご紹介いたします。
〈保護等級指標「IP」とは〉
電気機器を設置する場合、その使用環境に応じた性能の製品を選定する必要があります。 照明器具は、多種多様な場所に設置する可能性があるので、その「性能」も多岐にわたります。 たとえば、浴室などの多湿な場所には防湿・防雨型器具を選ぶ必要があり、雨のかかる屋外や砂ぼこりの舞うグラウンド等に設置する場合は、高い防水防塵性を持つ照明器具を選ぶ必要があります。 IPはあとに続く二つの数字によって「防塵性」と「防水性」の二つを表しております。
〈防塵性の解説〉
IPに続く最初の数字が防塵性能を表す数字(等級)です。防塵性能の等級は、数値が大きくなるほど粉塵の侵入を防ぐ性能が高くなります。以下が等級一覧です。防水性能については規定なしとして、右側の数値をXと表記しています。
・IP0X: 無保護
・IP1X: 直径50.0mmの外来固形物まで保護(例:手など)
・IP2X: 直径12.5mmの外来固形物まで保護(例:指先)
・IP3X: 直径2.5mm以上の工具の先端や固形物が内部に侵入しない
・IP4X: 直径1.0mm以上のワイヤーや固形物が内部に侵入しない
・IP5X: 機器の正常な作動に支障をきたしたり、安全を損なう程の料の粉塵が内部に侵入しない
・IP6X: 粉塵の侵入が完全に防護されている
〈防水性の解説〉
IPに続く二番目の数字が防水性能を表す数字(等級)です。1~8で表記され、滴下水から水没までの性能を規定しています。 以下が等級一覧です。防塵性能については規定なしとして、左側の数値をXと表記しています。
・IPX0: 水の侵入に対して特には保護されていない
・IPX1: 垂直に落ちてくる水滴によって有害な影響を受けない
・IPX2: 垂直より左右15°以内からの降雨によって有害な影響を受けない
・IPX3: 垂直より垂直より60°以内からの降雨によって有害な影響を受けない
・IPX4: いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない
・IPX5: いかなる方向からの直接噴流によっても有害な影響を受けない
・IPX6: いかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響を受けない
・IPX7: 既定の圧力、時間で水中に没しても水が浸入しない(水面下15cm~1mに30分間)
・IPX8: 水面下での使用が可能
上記の防塵性と防水性をあわせて表記します。
(例)IP68: 完全な防塵構造で水面下での使用が可能
スパなどの温浴施設におすすめの製品のご紹介
テープライト
防水防塵性最高レベル(IP68)の製品です。屋内でも屋外でもご使用いただけます。湿気がある場所での使用も安心です。見た目もおしゃれなので、空間に馴染みます。調光が可能なため、部屋によって明るさを変えることもできます。
屋外テープライト(拡散タイプ:均一に広がる光)
屋外テープライト(クリアタイプ:LEDチップが見えるメリハリある光)
水中照明
IP68の水中用のLED照明器具です。置き型(スポットライト型)や埋込型が人気です。#SUS316Lという耐食性が高いステンレス素材で作られているため、塩素や温泉成分にも強い仕様です。(但し、動作温度は-20~45℃℃です)
アームライト
IP67のアームライトは、高い防水性で水のかかるおそれのある場所や湿度の高い場所でも安心して使用できます。もちろん屋外もOK! 外壁に使用しても水が器具に入りません!アームだけでなくフランジも使用できるので、外壁につけるスポットライトとしても使用できます。