インフィニティプールと照明器具で作る、フォトジェニックなリゾートの景観
インパクトある景観が人気のインフィニティプール
インフィニティプールとは、縁から水を流すなどして外縁がないかのように見せかけることで、境目が空や海に溶け込んで見えるようにデザインされたプールのことです。インフィニティプールがある景色は開放感があり、ラグジュアリーな気分を味わえるため、インフィニティプールがついたリゾート施設は大きな人気があります。
海外では、シンガポールにあるマリーナ・ベイ・サンズのインフィニティプールが有名ですね。昼間はもちろんのこと、夕方や夜間もインフォニティプールを活かしたサンセットや夜景などのフォトジェニックな景観を楽しむことができ、ホテルの目玉となっています。 (マリーナ・ベイ・サンズのインフィニティプール Pixabayからの画像)
国内でも、インフィニティプールやインフィニティ風呂があるリゾート施設は徐々に増えてきていますね。しかし、果たしてインフィニティプールをフォトジェニックな景観づくりに活かせているでしょうか。夕方や夜間にはプールが真っ暗になり、写真はおろか、人の目にも映らなくなってしまっているというケースは多いのではないでしょうか。そのような状態では、顧客を呼び込むための資産としてインフィニティプールを活かしきれているとは言えませんね。
それでは、夕方や夜間にもインフィニティプールを活かして施設の目玉となるような景観を作り上げるにはどうしたら良いのでしょうか。一つの手段として、LED照明器具の導入が考えられます。 ここでは、照明器具を使って夕方や夜間にもインフィニティプールを活かした美しい景観を作る方法をご紹介していきます。
インフィニティプールにおすすめの照明器具と導入効果
夜景の中にプールを浮かび上がらせる埋込型水中照明
インフィニティプールを主役とした華やかな景観を作り上げるには、プールの中にLED埋込型水中照明を設置すると効果的です。
例えば、沖縄県のサイプレスリゾート久米島様の屋外プールでは、カラーチェンジが可能なRGBタイプの36W壁面埋込型水中照明を取り入れたことで、リゾート感あふれる魅力的な景観を作り上げました(ただし、インフィニティプールの例ではありません)。インパクトのあるこの景観は宿泊客からも好評で、今ではライトアップされたサイプレスリゾート久米島のプールの写真が数多くSNSにアップロードされているそうです。
幻想的な間接照明でプールを夜景に溶け込ませる、水中テープライト
足元から光が浮き上がる間接照明で景観の中にプールを溶け込ませるには、水中テープライトが最適です。
例えば、沖縄県のリゾートホテルであるロワジール リビング スイーツ瀬良垣様は、拡散タイプのLED水中テープライト(3000K)をプール内に設置することで、プールサイドのソファが浮かび上がるような幻想的な空間演出を実現しました(ただし、インフィニティプールの例ではありません)。電球色を用いたことにより、柔らかくリラックス感のある印象になっていますね。
雰囲気を壊さずにプールサイドの足元を明るくするLED地中埋込型照明
夕方や夜間の暗がりの中でも、お客様に安心してプールを使ってもらうには、足元をある程度明るくしておくことが重要です。これにより、プールサイドでの転倒やプールへの転落といった事故を防ぐことができます。しかし、リゾート施設になじまない外観の照明器具でその場の雰囲気を壊してしまっては、せっかくのインフィニティプールがもったいないですね。そこで、LED地中埋込型照明を導入することをお勧めします。
例えばプールの周りにスクエア型のLED地中埋込型照明をまばらに配置すれば、足元の安全性を高めつつお洒落な雰囲気を作り出すことが可能です。デザイン性の高いスクエアタイプなので、シャープで都会的な印象をあたえてくれます。
いかがでしたでしょうか。
インフィニティプールを中心とした夕方・夜間のリゾートの景観づくりのために、照明器具を活用する方法をご紹介しました。SNSの流行によって、「フォトジェニックであること」が顧客に選ばれる重要条件になっている今の時代、照明器具を取り付けるだけの手軽な工事で実現できるなら、インフィニティプールを活かした夕方・夜間の美しい景観づくりに取り組まない手はありませんね。
ご興味を持たれた方は、お気軽にご相談ください。
(JUNG HYUN HAによるPixabayからの画像)
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