【明日使える豆知識】長寿命LED照明。その歴史とは?

照明の歴史

1810年
ガス灯の誕生
1879年
エジソンが白熱球の特許を申請
1890年
日本で初めての国産電球が実用化(東芝の創業者の1人である藤岡市助によって実現)
1907年
半導体による発光現象の発見(LEDへと続く研究の起源)
1938年
蛍光灯が実用化
1950年
蛍光灯が家庭で普及
1962年
赤色LEDの開発
1968年
緑色LEDの開発
1989年
青色LEDの開発(赤崎博士、天野博士のグループが開発)
1993年
青色LED量産技術の開発(中村修二氏が開発)
1996年
白色LEDの開発(日亜化学工業が世界で初めて白色LEDの実用化に成功)
2014年
青色発光ダイオード(LED)の発明と実用化に貢献した赤﨑勇名城大教授、天野浩名古屋大教授、中村修二氏がノーベル物理学賞を受賞

LED照明は最近になって登場した印象を受けている人が多いのではないでしょうか?実は20世紀初頭にはLED研究の起源となる半導体による発光現象を発見されていました。そこから約100年近くのときを経てLED照明は誕生したのです。

現在の白色LEDを実現させるためには、青色発光ダイオードの開発が必須でした。赤色と緑色に光るものはすでにあったため、光の三原色で白色を作るためには青く光るものが求められ、世界中の多くの研究者が開発に挑戦しました。多くの研究者が脱落するなか、研究を続けた赤崎氏、天野氏のグループが1989年についに青色発光ダイオードを開発しました。さらに1993年、中村氏が従来の100倍の明るさのものを作りLEDの実用化が進みました。

LED照明は省エネ、長寿命の観点だけでなく、赤外線や紫外線をほとんど含まないことから照射物にやさしい照明としても期待されており、紫外線による品質の劣化が懸念されるものの保護にも役立っています。

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